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残業と生産性

今日の仕事のクオリティに関して個人的にモヤモヤしており、
論点を整理するために書き出したらすっきりしたので記録として此処に残しておこうと思う

いろんな人が生産性というキーワードで知識を共有しているとおもうのだが、
昨年の四月から働き始めた人間として、リアルな体験として生産性というものに触れており、
日々改めて考えてみるべきテーマの一つだと思う

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根本的な原因は「残業慣れ」と「完了への諦め」

今日自分を俯瞰してみて気づいたモヤモヤの原因は、①残業慣れ、と②完了への諦めの二つがほとんどを占めていると思う
一つづつ見て行きたい

  1. 残業慣れ
    まず前提として、私は企業に働いている関係上、企業が儲けている労働規則に縛られながら働いている。
    社会人の皆さんはお分かりかと思うが、月に何時間まで残業していいだとか、3ヶ月の総残業時間は何時間で、2四半期は何時間まで延長出来るだとかそういう類いのものだ
    私の部署では3ヶ月でマックス210時間残業出来る。つまり、単純計算で1月70時間残業出来るわけだ。 でも210時間は延長申請した場合の時間。申請しなかったら3ヶ月で120時間だ。
    この90時間の差は大きい。
    まず、大きいのが心理的側面。120時間がキチキチすぎるので、3ヶ月間火の車のような状態で働く事になる。はっきり言って、仕事の生産性は逆に落ちている。なぜなら時間を気にしすぎているから。
    210であれば少しゆとりをもって働く事が出来る。ま、最初の1ヶ月だけの話だが。
    話を戻すと今私は210時間のタームなのだが、2月が佳境で休日出勤も連発しており、深夜残業は当たり前の日々を過ごしていた。
    そして三月。残業時間の残りも少ない中、完全に残業慣れし22時からそれ以降も残る前提のペースで仕事をしてしまっている。
    これは集中力の問題といわれればその通りなのだが、脳内に置ける前提。つまり、電話が鳴ったりしない静かな環境を自分がもてる前提で仕事を選び、こなしてしまっているわけだ。
    今日は完全にそれが裏目に出てしまい、大したアウトプットもチャレンジもないまま、いつの間にか退社しなければならない時間が来てしまっていた
    2月が忙しかったのはじっくりと作り込まなければならない類いの仕事が多かったからであって、これから3月に振られる仕事はどちらかというとライトな仕事が多い。
    2月が重さ10だとしたら、3月は6ぐらいだろうか
    とにかく、頭の前提を変えなければならない。今、取り組む。今、完成させる。スピード命

  2. 完了への諦め
    上述の通り2月は重いタスクが多かった。資料作成の内容も、いつもの3倍の量を同じ濃さでこなさなければならなかったので、週末含めて働いてやっとこさ期日に間に合うか?というものだった
    つまり、一日スーパーコンセントレーションモードに入ったところで、完成しないのは目に見えていた。
    だから完成へのコミットメントが薄かったのだが、3月以降の仕事は種類が異なってくる。
    もっと素早くてを動かして、とにかくアウトプットを量産する。
    仕事が軽い分、量の多さが求められてくる訳だ。
    2月の頭のままだと、今日これを終らせなくて他の部分に手を回そう という発想になっていたが、今の状況にそれは適合していない。
    ようはダレていたんだ。締まりがなかった。繰り返し同じことをやっているうちに弛緩し、日々の業務にチャレンジを持ち込めなくなってしまった
    凡人的な働きを毎日していたら2軍、よくて1.5軍の選手になっちまう。
    今からエースになるしかない

Action Plan

と、いうことでこの反省を活かしてレベルアップするために、自分のアクションプランを考えてみた
かなりシンプルだが、継続性は担保出来そうだ
①コミットタイムの終わり、つまりリミットを明確にセットする
②リミットからややチャレンジングな目標を設定する(今日は目標すら立てていなかった。FUCK!)
③スケジュール・時間割を決める
④Let's Do This

この際気をつけるべきポイントが二つあって、
1:突発的な仕事は毎日発生する→それは仕方ないと受けとめる。これはコントロール不可能な問題
2:自分の成長機会となり得る仕事を優先的に選んで取り組んでいく⇔生産性を意識すると手っ取り早く終る仕事ばかり選んでしまいがちになる。これは自分の今後に繋がらない。仕事の選択も戦略的にいくべし!

Let's Do This。やるのみですよ