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【読書メモ】究極の男磨き道 ナンパ

いきなり三つのテーマとは全く異なるけれども、このブログを作った目的の一つである読書メモを書いてみようと思う。

今回は零時レイさんによる「ナンパ」というタイトルの書籍。
何故この本を見つけたのかよく覚えていないけれども、偶然この本にヒット。
学ぶべき、深く自分も考えてみるべき内容で、示唆に富んだ本だと感じた。
これから投資銀行を目指す人も是非一読してみてほしい本の一つだ

何故この本を読んだか

上記の通りこの本を購入した理由はほとんど覚えていない
以前「僕は愛を証明しようと思う」(確かこのタイトル)読んだことがあり、ナンパものの本に興味があったことと、
たぶん硬い内容の本が続いていたので気分転換も兼ねて気軽に読める本を探していたんだと思う。
確かに気軽に読む事が出来るのだが、沢山の事を学ばせてもらい、本に引いたマーカーは数えきれない

感想

個人的に感じた事をいくつかに分けて書く

  1. ナンパ=マンデートをとりにくこと
    見ず知らずの女性にいきなり声をかけ、興味をもってもらい、新たな予定をとり、別の場所で盛り上がり、一線を越える。
    これが模範的なナンパの流れであるが、なんとハードルの高い事か!!!
    まず私の知る限り特別な用がなければ見ず知らずの人に話しかける事も無いし、呼び止められることもない。
    私の仕事に置き換えれば、まずとにかくアプローチをかけ自分という存在を認知してもらい、話を聞きたいと興味を持ってもらい、
    アポを取って実際に提案。その後相手を動かして案件の契約を貰う。こう置き換える事が可能だろう。
    証券の営業なんかに置き換えた方がわかりやすいかもしれない
    相手に「刺さる」行動・提案をタイムリーに提示していくことが出来れば、自ずと結果が見えてくる。
    勿論、相性や他のコントロール不可能な外部環境故に一線を越す事が出来ないケースもあるだろう
    だが、「男らしさ」という土台を武器にマンデートハンティングに繰り出すことで、契約を確度高く成立させることが可能となる
    ナンパという庶民の活動に、営業のすべてがある

  2. 男らしくあれ
    この本には一冊を通じて貫かれている一つのテーマがある。
    それが、「男らしさ」とは何か?ということ。
    そして、「日本男児よ、男らしくあれッ!!」という著者の想いが伝わってくる
    「男らしさ」とは一体何か。この本の中にはそれを形容する、いくつかの単語がでてくる。
    ・落ち着いている
    ・後ろめたさが無い
    ・揺るぎない態度
    ・自信満々
    ・肝が据わっている
    ・胸を張っている
    なるほど、相手がどう出てこようと焦らず、自分のゴールに向かって頭を全速力で回転させ、次なる手を打ってくるようなタイプだろう
    「普通のヤツ」は嫌われたくないのでありきたりでなんの変哲も無い態度をとり、相手のご機嫌をとりにいこうとする。この時点でそのような男は「ジェントルマン」という烙印をこの本では押されている。
    相手の話をとにかく聞く「聞き手」に周り、嫌われないように機嫌を損ねないようにと優しい態度しかとれないヤツは、掃いて捨てるほどいる。
    確かに!!と思ってしまった。そしてこれまでの自分を思い出し、まさにこれに当てはまっていたな〜と思ってしまった。
    「ジェントルマン」とはただヒヨっているヤツのことを良いように言い換えただけであり、手っ取り早く言えば臆病者ということだ。
    そんな自分に自信のないヤツに俺はなっていたのか、、、、と深く反省。

  3. 声をかけにいくか否かで、人生の全てが変わる
    この本で語られる熱いテーマの一つが、今取り組むアクションによって、自分の人生は薔薇色にもドベにもなる  というものだ
    「可愛いな〜」と思った女性に対して自分の欲望に正面から向き合い、声をかけにいくというド直球なアクションをとることができれば、あとは自分の実力やモメンタム次第となる。
    とにかく、絶対に起こさなければ何も始まらない、最初のステップを踏む事が出来る。
    こんなところでなにやってんだ?とか、どうせ無理に決まってるとささやく自分の声を超越することで、自尊心が芽生える
    自分の取る行動一つ一つによって、あらゆる人生的な課題を解決可能な連鎖と捉え、日々飛躍していくマインドセットを獲得できる。
    すばらしいWorkout
    それがナンパなのだと思わせてくれる内容だった

  4. 自分の欲望に正面から向き合う
    男なら誰しも今すれ違った可愛いことあんなことやこんなことと思い浮かべる人間が大半だと思うが、
    この本はそんな自分が本来持つ欲望に対して正面から向き合う必要性を強く主張している
    変に欲望を抑えつけるのではなく、そんなアホな自分を客観的に眺めたり、それに正直になって行動してみるのが正しいあり方の一つである
    金はいくらあっても意味が無いというのではなく、とにかく稼いでみて、そこから考えてみるべき。
    女といくらやっても虚しいだけと自分の欲望に蓋をするのではなく、ヤリまくってみて結果を知ればいい。
    まず試してみる。やってみる。挑戦してみるというスタイルの方が私は共感できる

ナンパによって、(人によっては)今よりも100倍成長出来る

この本を読んでみて、自分のウブさ・ダサさ・キモさに気づかされた。
如何に自分がびびりであったか
如何に男らしくないか
如何にどんよりした陰気くさい男であったか
恥ずかしいほど痛感した。
自分を変えたい。シンプルにいまより遥かにきゃっくいい男になるために、変わらなければならないと思えた、そんな他人を動かす素晴らしい本だった

男らしくありたい。
威風堂々としていたい。
自分にまだ自信のない人に是非読んでもらいたい一冊

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